電飾の行灯看板のフィルムを剥す作業は案外大変な労力を伴います。
よく今ある電飾看板を書き直して欲しいと依頼されるのですが
古い看板の場合アクリル板をカットした文字をアクリル板に接着して
あるものがあります。その場合は100%剥すことは無理っす。
なぜならばアクリル板同士が溶け合って融合しているからです。
また電飾のフィルムを貼ってあるものは何とか剥せますがやはり
うっすらとアクリル板に文字あとが残る事も多いです。上から新しい
シートを貼ればあまり目立たなくはなりますけどね。
看板屋がシートを剥すときは大体ドライヤーとか近赤外線ランプで暖めながら地道にチマチマと剥します。
ガラスの場合は暖めると割れる場合があるのでスクレーパーという道具で
削るようにはがします。とにかく貼る手間より剥す手間の方が時間がかかる
のは言うまでもありません。
ココでのポイント→ 看板は貼るより剥す方が大変